2023年12月14日
こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの遠藤です。
12月14日にミライム福島鎌田教室にてミライムに在籍しているリハビリの専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が全員集まり、勉強会を行いました。
それぞれの職種の専門性を活かし、より良いサービスを提供するためにはどのようなことをみていかなくてはいけないのか、またどのような工夫をすればよいかなどについて、小児分野にたけ、また学校の教員としても活躍されている作業療法士の田中善信先生を講師として勉強会を行いました。
まず初めに放課後等デイサービスという短い時間の中で、より良いサービスを提供するためには、今どのようなことが障壁となっているかなどディスカッションを行い、意見を出し合いました。
出された項目をカテゴリごとにまとめ、それぞれの専門職の視点から限られた時間の中で、どのようなことをみていく必要があるかについても考え、まとめていきました。
専門職が集まり話し合ったことで「これが足りていないのではないか」「このような評価方法などを使うとニーズを探すのが楽になるのではないか」など各職種それぞれの視点からいろいろな意見があがりました。
今回は評価項目の提案、あがった項目のカテゴリごとの仕分けで時間となってしまいました。
今後、今回上がった項目から実現可能な評価方法の洗い出しを行い、評価表の書式の作成を行っていく予定です。
たくさん評価をしたから良い訳でもなく、専門職しかできないものでも意味がないので、みんなで意見を出し合い試行錯誤しながら作り上げていきたいと思います。
今回挙がった評価項目の勉強や習った分野についての振り返りを行いながら、普段の子ども達の活動の様子や道具の使い方、体の使い方をしっかりとみていき、他に必要な評価項目はないかも再度探しながら、関わっていきたいと思います。
まだまだ時間はかかるかもしれませんが、田中先生のお力添えを頂きながら取り組み、より良いサービスの質の向上に繋げられるように頑張っていきます!!
2023年06月01日
こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの佐藤です。
子ども達も集まる前の午前中に、リハビリ専門職についての勉強会が福島市中央学習センターにて開かれました。
今年度より、週に1回リハビリ専門職チームが集まり、それぞれの専門分野を活かしながら各教室を見て回る活動を行っています。この勉強会は作業療法士としても活躍されている田中善信先生にお願いし、リハビリ専門職の支援などついてお話ししていただきました。
この勉強会は計11回予定されており、第1回となる今日は、
(1)リハビリテーション専門職の紹介(特徴と違い)
(2)児発・放デイにおけるリハビリ専門職の役割とは?
(3)児発・放デイでの専門職の活かし方
(4)今後の展望
上記4つについてのお話しです。
始めに、リハビリ専門職【理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語聴覚(ST)】の特徴から説明して頂きました。
3職種あるリハビリでも、専門分野が違います!
どの分野に詳しいのか・気になったことをどのような視点から見ているのかなど、実際にミライムであった事例を基に分かりやすく纏めていただきました。
評価の大切さ、役割に対応した「活用」の視点…
(1)評価の視点を整理して伝える
(2)支援方法とその根拠を考える
(3)再評価をして効果の検証を行う
これらは1人で動くのではなく一緒に観察を行って共有して欲しいとのこと。
ミライムには様々な資格を持ったスタッフが所属しています。
確かに、ミーティングなどで話しているときも「そういう部分にも注目すると良いのか」と気づかされる時もありました。
見ている現象は同じでも、感じていることが職種によって違うこともあるので、全スタッフがチームとなって共有していきたいと思います!
とても重要なのは脳のネットワークというお話もありました。
子どもを見るとき、脳機能の関連性を考えることが大切です。
私たちの普段の何気ない行動も状況に応じて脳内のネットワークを使い分け行動しています。
改めて脳機能の凄さを感じ、私自身、田中先生とお会いした時も「脳機能は勉強になるから!ぜひ復習を!」と教えていただき、持っていた教科書で再度見直しを行いました。
スタッフ同士、脳機能についての知識を深めていきたいと思います!
次回は6月29日に勉強会を予定しています。
田中先生、お忙しいところ本当にありがとうございました。
また次の勉強会もよろしくお願いいたします!