2022年08月27日
こんにちは。福島大森教室の今野です。
本日は鳥谷野教室をお借りして、保育体験をしてきました。
参加したのは高校生たち4人。
いつも小学生のお友達の面倒を見てくれるお兄さんたちですが、今日はもっと年少のお友達と遊んできました。
午前中はみんな思い思いに遊びました。
高校生グループもそれぞれ分かれて対応し、プラレールのコースを作って遊んだり、ボールやバドミントンのシャトルを使って遊んだりしました。
もちろん未就学のお子さんを相手にしますので、言葉だけのやり取りは難しいという場面もあります。
旭町スタッフのやり取りをお手本にしながら、こちらの意思をどのように伝えたらいいのか考えながら取り組みました。
お昼をはさんで、午後からの活動です。
旭町の子どもたちが食後のムービータイムに入っている間、スタッフと高校生組はサーキット運動のコースを作っていました。
鳥谷野教室に置いてある跳び箱やトランポリンなどを組み合わせながら、さまざまな運動を取り入れていきます。
なかには高校生側から、「こうしてみては?」と思い付いたアイデアを提案する場面もたびたび見られました。
サーキット場が完成すると、いよいよ活動開始です。
子どもたちが跳び箱に登ったり、平均台を歩いたりするなか、ケガをしないようにと高校生のみんなにはサポート役に回ってもらいました。
最初はただコースをぐるぐると周回するだけでしたが、いつの間にか周りにいるお兄さんたちとハイタッチもするという内容になっていました。
跳び箱を登ったらハイタッチ!
平均台を渡りきったらハイタッチ!
というふうに。
パチン!と綺麗に手が合わさると、子ども達は大喜びでした。
一日の活動を終えて、旭町教室のみなさんは帰り支度をはじめます。
帰り際には、「ありがとうございましたー!」と元気な挨拶を子ども達からいただきました。
それを受けた高校生組は、皆、達成感に満ちた表情をしていました。
しかしこれでお別れではありません。
最後に子ども達を無事に車両へ乗せるというお仕事が待っていました。
子どもが道路に飛び出さないよう、しっかり手をつないで車両まで誘導します。
無事にみんなを乗せるとホッと一息…
すると窓越しに「バイバイ!」という大きな声が聞こえてきました。
高校生組も大きく手を振り返しながらお見送りをしました。
仕事を終えて大森教室に帰ってくると、「疲れたー!」と言いながらも、良い経験を積めたこと、良い思い出を子ども達と作れたことを振り返っているようでした。
こうした活動を通して、子どもの目線に立つということ、子どものお世話をすること...そして何よりも、こうした仕事をしっかりと果たせたということを、実体験として得る機会になったかと思います。
高校生組の皆さん。最後まで責任をもって取り組んでくれてありがとうございました。そして、お疲れさまでした。