2022年03月21日
こんにちは!療育アドバイザーの中川です。
突然ですが、皆さんペイフォワードということばをきいたことがありますか?
最近少しずつ聞くようになりましたね、恩送りと言われることもあります。
今回お伝えするのはミライムの子どもたちが体験した恩送り・ペイフォワードのお話です。
先日ミライムの子供たちは足長おばさんからのご厚意でおいしいカレーをたくさんいただきました。
そのカレーを提供しているのが福島市矢野目にある『HAPPY HAPPY CURRY』さんです。
御馳走になったお礼にと社長と一緒にお店へ訪れたところ、入り口にペイフォワードの案内と送られた沢山のメッセージカードが・・。
食事に訪れた人が次に訪れる誰かのために送った善意の気持ちです。
店長さんから恩送りのシステムを聞いちゃったら、これはもうぜひ子ども達に体験させるしかない!!
後日さっそく子どもと一緒に体験にやってきました。
「たくさんたべてください!」「幸せな気持ちになってくれるといいな」等々あったかいメッセージの中から一枚選び注文しました。
食事が出てくるのを待つ間、たくさんのメッセージを読んでいきます。
誰かが知らない誰かのために恩を置いていく、それをいただいた人が次の誰かに恩を送る・・ずっとずっと続いていく連鎖。
読んでるだけでなんだか気持ちがあったかくなり、勿論カレーも美味しく、身も心も大満足の一日でした。
帰りに支払いの必要はないのですが、子ども達もやっぱり誰かに幸せを送りたくなって自分のお小遣いから可能な金額の恩を送っていました。
ちゃんとメッセージも残してきましたよ!
誰かが受け取ってくれるのを想像しながら笑顔の帰り道でした。
店長さん曰く、恩を受け取ってもらうだけで嬉しいんですと。
お金がなくても食事ができる、誰かが誰かのために置いていった恩を受け取るだけのこのシステム。
確かに!!
実際に体験してみて分かったことですが、自分のお金で食べたいものを食べてるだけでは味わえない、なんとも言えない幸せな嬉しい気持ちになりました(^▽^)/
受け取ってもうれしい、送ってもうれしい。
こんな幸せなサイクルが少しづつ増えていくといいな~♪
お互い様の気持ちや誰かのために恩を送る幸せを、これからも子ども達に体験させていきたいと思います。
尽力してくださっている皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
こんな素敵な取り組みの輪がもっともっと広がるよう今後も応援していきまーす!!