2023年08月26日
皆さんこんにちは、福島大森教室の今野です。
近頃は夕方にかけて激しい雷雨になることが増えてきて、水害が身近に感じる季節です。
今回、大森教室では水害を想定して防災訓練を実施しました。
内容は主に3点です。
(1)非常食を調理してみる
(2)水害に関する動画を視聴する
(3)避難訓練
非常食の調理では、炊飯器に頼らず米を炊く方法を実践しました。
果たして米を食べることはできるのか…?
今回使った方法では、ジップロックの中に米(またはパスタ)と水を入れ、熱湯に数十分ほど入れるというものでした。
非常時では多少の水は用意できても、熱湯の準備は大変そうです。今回は時間の短縮もしなければならず、ケトルやIHコンロを使わざるを得ませんでした。
熱湯に入れてから食べられるようになるまで時間がかかるため、その間は動画視聴の時間にあてました。
今回視聴した動画では、NHKとYouTubeで公開されているものを視聴しました。
NHKでは水害が発生しそうな場合、気を付けるポイントや避難のタイミングなどを説明しています。また、YouTubeの動画では、2019年に福島県本宮市で発生した阿武隈川の氾濫を取り上げ、私たちの住む地域と結びつける内容でした。
動画の内容に合わせて航空写真やハザードマップなどもあわせて参照し、私たちが活動している大森教室がどのような場所にあるのかを改めて確認しました。
大森教室は、すぐ近くに大森川という川が流れています。普段は水量も控えめな川ですが、近年氾濫したことのある川です。
ハザードマップ上でも過去に浸水した区画として大森教室周辺が指定されています。
このような環境下で活動する私たちは、動画で視聴したことを頭に入れながら防災意識を持つ必要性を感じました。
動画視聴の後には避難訓練です。
スタッフの声がけとともに駐車場に集合し、人数確認をしてから避難場所まで移動しました。
今回は近所のコンビニエンスストア駐車場まで移動しましたが、子どもたちが集団で歩いてみると思った以上に時間がかかる印象でした。
その後教室の戻ってくると、防災食が出来上がっていた為みんなで食べました。
いざ食べてみると、子どもたちは「美味しい!」と言いながら食べていました。一部の子はおかわりまでしていました。
今回の防災訓練で、実際に水害が起きた時にどのような行動をとればいいのか、子どもは勿論スタッフも、改めて学ぶことができた一日でした。