2023年12月09日
こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの小野です。
12/9(土)に障がい児成長支援協会理事長の山内康彦先生をお招きし、福島市市民会館にて『特別支援教育講演会』を開催致しました。
今回も沢山の方々にお越しいただきました。
講演会は3部構成で開催されました。
1、~全ての保護者に聞いて欲しい!~
幼・保→小→中→高乃年度の変わりに気を付けることと引き継ぐこと
〇個別の支援計画の作成と生かし方 〇医療等の専門機関の意見書を生かした支援
2、~保護者の多くが悩んでいること~
ゲームやユーチューブとどう付き合わせていくのか?
〇なぜゲームやユーチューブがダメなのか? 〇有効であった具体的な指導の事例紹介
3、~将来を見据えて今の支援を考える~
特別支援が必要な子どもの進路と就労の話
〇通常の学級と支援級と支援学校の違い 〇B型とA型、一般就労等の就労の事例
早期療育の重要さや子どもとの関わり方など山内先生の実体験を交えながらの貴重なお話でした。
特に好評でしたのが➁のゲームやユーチューブの話です。
今の子ども達にとってあるのが当たり前の物ですがこれが原因でお困りの保護者様も多いかと思います。
これらに対してどう向き合っていくべきなのか、参加した皆様は真剣にお話しを聞いておられました。
12/10(日)11(月)の2日間は、山内先生の無料個別療育相談が行われました。
保護者の方々の悩みを親身になって聞いてくださり、気持ちに寄り添いながら的確なアドバイスをして下さっていました。
当日は私たち職員も講演会を拝聴しました。
貴重な研修機会で早期療育の重要さや有効性などとても濃い内容で勉強になりました。
今回の講演会で学んだ内容を教室で活かし、精進してまいります。
次回の山内先生の講演会は3月9日(土)に予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
2023年10月06日
こんにちは!
保原中央教室の菅野です。
本日は、今月1日に開設しました保原中央教室の1日の様子についてご紹介します!
伊達市近辺にお住まいの方々から「首を長くして待っていました」といった声が寄せられ、スタッフ一同嬉しい限りです。
私共も無事に開所することができて一安心です。
2日から早速開所し、数名のお子さんが利用しています♪
一人ひとり、スタッフと一緒に、所持始末の手順や学習道具の場所などを視覚支援を用いながら一緒に確認し、教室の案内を丁寧に行っています。
おもちゃで遊ぶ時も、お約束を事前に確認しています。
自由時間は、犬のロボット「ミライちゃん」と遊んだり、ボードゲームやブロック遊び、スクラッチアートなどを楽しんだりしながら過ごしています。
宿題が多い場合は学習に取り組むこともできます。
新しい教室に緊張している様子が伺えますが、たくさん話したり、学習のお手伝いをしたり、一緒に遊んだりしながら、徐々に仲良くなっていきたいなぁと思います(^v^)
自由時間が終わると、始めの会で今後のスケジュールや教室のお約束、今日のお友達、先生などをホワイトボードを使って再確認します。
みんな良い姿勢で真剣に話を聞いていますよ!
その後、みんなで仲良くおやつを食べて学習に入ります。
学習時間は30分です。
それぞれ宿題に取り組み、終わった後は様々な科目のミライムプリントやパズルなどの作業課題に取り組みます。
分からない問題がある時は挙手をしてスタッフを呼び、教えてもらいながら解き進めます。
挙手が難しいお子さんには「質問があります」と書かれた絵カードを渡し、分からない時はそのカードを掲げてもらいます。
ひらがな・カタカナ表や九九表、アルファベット表なども用意しているため、それを見ながら解き進めるお子さんもいます。
また、お子さんの特性や身長に合わせて学習机を選択したり、足場に台を設置したりと、学習時は様々な工夫を凝らしています。
学習を頑張った後はレクリエーションです♪
保原中央教室は能力探求学習療育特化型子供自立支援教室であるため、普段の生活や就労に活かせる手先の器用さ、創造力の向上を目指して様々な工作をしたり、お子さん同士やスタッフとの親睦を深める目的で楽しいレクリエーションをしたりする時間を設けています。
お子さんたちは何が得意で何が苦手なのか、スタッフも手探り状態ですので、最初は段ボール工作や塗り絵など簡単な作業に取り組んで様子を観察しています。
工作では、何を作ったらいいのか悩むお子さんには、スタッフが一緒に見本を作りながら、お子さんが分かりやすいように工夫しています。
手際よく段ボールを切って絵を描き、スマートフォンやアニメに出てくるアイテムを作るお子さんもいれば、作りたい物は頭に浮かんでいるけど何をどうすればいいのか戸惑うお子さんもいて…1人1人に合わせて適切な関わり方をしていきたいと思います!
また、土曜日や祝日も開所しており、様々なお楽しみ活動を計画中です。
大きな体育館や公園が近くにありますので、みんなでたくさん体を動かして元気に遊びながら思い出作りをすることが楽しみです(^^♪
保原中央教室を今後ともどうぞ宜しくお願い致します!
2022年12月19日
こんにちは。
株式会社ミライムフォーラムの菅原です。
12月17日(土)に障がい児成長支援協会会長の山内康彦先生をお招きし、福島県青少年会館にて「第13回特別支援教育講演会」を開催致しました。
前回に引き続き、感染対策を万全に行いながらの開催となりました。
今回も満席に近いほど沢山の方々にお越し頂きました。
今回の講演会も3部構成で開催されました。
1.『進級・進学を前に今から準備するべきこと』
○小学校入学前にすべきこと 〇中学生入学前にすべきこと
〇高校・高等部入学前にすべきこと
2.『保護者から多く寄せられる30個の悩みを具体的に解決』
〇園や学校との連携 〇進路・進学・就労
〇手帳のメリット・デメリット 〇告知の時期と仕方
3.『特別支援が必要な子どもの思春期の話』
〇性の話をどうするか 〇将来の自立の話をどうしていくか
〇お金や財産をどう残していくか
参加されている皆さんは、一生懸命メモを取りながら聞き入っていました。
講演会後、2日間に渡り個別の療育相談が行われました。
30分と短い時間でしたが、保護者様に寄り添いながら的確なアドバイスをして下さっていました。皆さんは気持ちが晴れたような表情をして帰られていました。
また、山内先生の講演会は来年の7月に予定しておりますので、是非足を運んで頂ければと思います。
最終日の午後からは山内先生による職員研修や、子ども達へのセッションも実施されました。
短い時間ではありましたが今後に生かせるお話を聞くことができました。
今回学んだことを早速実践していき、精進してまいります。
今後とも、皆様のご理解・ご協力のほど宜しくお願い致します。
2022年05月24日
こんにちは。福島鎌田教室の本田です。
鎌田教室では、1年前からカイエンの【お仕事体験】に取り組んでいます。
今回は、日頃頑張ってお仕事をしているこども達の様子をお伝えしていこうと思います。
Q: お仕事体験って何?
A: 文字通り仕事の体験です。でも仕事をするのは“こども”です。
Q: じゃあどんな仕事があるの?
「はじめの会」「テーブル拭き&カゴ片づけ」「おやつの配膳」
「玄関掃除&ゴミ集め」「カメラマン」
このほかにも学校がお休みの土曜日や長期休業日には「洗い物」「帰りの会」があります。
Q: 誰がいつやってもいいの?
入室した時にやりたい仕事を自分で選んだり、スタッフに頼まれた仕事をします。
決められた時間に仕事をします。
Q: お仕事したらお金がもらえるの?
A: お金ではなく、教室内でいろいろ使えるポイントがもらえます。
では、早速『はじめの会』の紹介からしていきたいと思います。
入室したお友達がそれぞれ好きなことをして過ごせる「自由時間」が終わるとはじめの会を行います。
そこでは出席者の点呼をしたり、教室でのルールやスケジュールの確認をしていくのですが、スタッフに代わってその進行役を務める仕事なのです。
リーダーシップをとり人前で話をすることが好きな子もいるでしょうが、反対にとても苦手な子もいます。得意になってこの仕事ばかりをするものでもなく、やりたくないから絶対にやりませんというものではありません。
出来るだけ公平に、意欲を持ってすすんで仕事をしたいという気持ちを育んでいけるよう、私達スタッフもまだまだ試行錯誤を重ねている最中です。
今日進行役を務めたのは通所歴1年。お仕事歴1年のお友達です。
緊張してお友達の名前を間違ってしまうこともありますが、とても頑張っています。新しいお友達の名前をすぐに覚えられるのもここでの経験が活かされているのかもしれませんね。
はじめの会が終わると「おやつの時間」になります。
おやつを食べるテーブルを拭いて、お皿やコップを片づけるカゴを各テーブルに置く『テーブル拭き&カゴ片づけ』の仕事。
お友達の食べたいおやつの希望を聞いてお皿に取り分ける『おやつ配膳』の仕事。
ここではこの2つの仕事をします。
テーブルを拭いてくれているのはゲーム大好きとってもチャーミングな男の子です。
除菌用のウエットティッシュで一生懸命拭いたらカゴも置いていきます。食べ終わったあとの片づけも忘れずに!なので、責任重大な仕事かもしれません。
つぎに、麦茶とおやつを運んできて、並んでいるお友達に「どのおやつがいいですか?」とオーダーをとりながらお皿に取り分ける配膳のお仕事です。
自分がおやつを選べるのは最後になってしまうので、食べたかったものがなくなってしまうこともあったりしますが、お仕事優先で内心ではぐっとこらえるのかもしれません。
仕事が終わるとスタッフと一緒にお仕事の「振り返り」を行います。
うまく出来た!またやりたい!ちょっと失敗しちゃった…
振り返りシートを使って、自分の言葉で丁寧に書き込みます。適当に書いてしまうとポイントがもらえなくなるので、最後までしかっりやっています。
お仕事体験とはいえ、それぞれが責任を持ってそれぞれの仕事をやり遂げることによって「出来た」が自信となり間違いなく自分の力になっていきます。
今後も新しい仕事を試みたり、また、反省も繰り返しながらフォローし続けていきたいと思っています。
2022年03月14日
こんにちは、株式会社ミライムフォーラムの阿部です。
3月12日に山内康彦先生をお招きし、青少年会館にて「第11回特別支援教育講演会」を開催いたしました。
感染症対策を万全にしての開催となりましたが、前回同様たくさんの方にお越しいただきました。
今回の講演内容は、
午前の部『早期からの適切な療育によって二次障害は防ぐことができる』
午後の部『発達に課題がある子の就労・生活介護・お金の話』
となりました。
実例やときどき冗談も交えながらのお話からは学ぶことが多く、
みなさん真剣な表情で聞き入っていました。
講演会後、二日間に渡り個別の療育相談も行いました。
開催する度、問い合わせや予約が殺到し…
各回30分という短い時間ですが、様々な悩みや疑問にも的確なアドバイスを下さる山内先生に、相談に来られた方は大満足の様子でした。
3月14日には、山内先生による職員研修を行いました。
『発達障害(自閉症・ADHD・LD)とは何か?その把握と支援方法』という題目で、
障がいについての基礎知識を改めて学びました。
療育について理解が深まったり、新たな発見があったりと、
とても充実した研修となりました。
子ども達との日々の関わりへ活かし、より良い環境にしていけるよう、
精進していきたいと思います。
今後とも、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。