2024年09月17日
こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの大沢です。
今回はスタッフ研修についてご報告します。
今年度も「虐待防止委員会」を設置し、研修会を2回予定していました。
6月に第1回目の研修会を行い、今回、第2回目の研修会です。
ふくしま障害者虐待防止センター/ふくしま基幹相談支援センターから、石井様を講師にお招きして、鳥谷野教室にて行いました。
講師の方から虐待防止の対策、虐待の事例などのお話しを聞き、
再度、虐待にはどんな事があたるのかを確認していきました。
次に4、5人ずつに分かれてグループワークを行いました。
日頃の活動を通して感じている事、疑問や実際の場面で、気づかずに虐待になってしまう可能性のある事があるかを、まずは一人一人が、次にグループで意見交換しました。
日々の中でグレーゾーンの部分に焦点を当てて考えるいい機会になりました。
その他、『身体的虐待』『身体拘束』『性的虐待』『放棄・放任(ネグレクト)』等のお話しを再度、聞くことができ、スタッフ全員が再認識できた研修会となりました。
現在も虐待の実例が報道されています。
日頃から自分たちの言動がどういう結果につながるのかを確認しながら支援にあたると共に、利用者やご家族が安心できるサービスを提供できるように邁進し、今後も療育支援に取り組んでまいります。
2024年06月10日
こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの阿部です。
今回は、スタッフ研修についてご報告します。
令和4年度、厚生労働省より障害福祉サービス事業所への「虐待防止委員会」の設置が義務付けられました。
弊社でも早々に「虐待防止委員会」を立ち上げ、今年度は2回開催を予定しており、ふくしま障害者虐待防止センター/ふくしま基幹相談支援センターから石井豪様を講師にお招きして、今年度1回目の虐待防止・身体拘束防止について研修会を鎌田教室にて行いました。
研修では、近年の事例を交えながら虐待や身体拘束についての概要の座学と、グループワークを行いました。
開催ごとに繰り返し同じ内容を受講することで、日々虐待や身体拘束に関する意識を持てるようにしております。
グループワークの中では、3~4人に分かれ日常の業務を振り返り、『自分たちの言動の中に適切とは言い切れない支援がないか』を考え、意見を出し合いました。
出た事例課題についてどう思うか意見を出し合い、それが起こる理由を考え、課題に対する解決策の検討を行いました。
複数のグループで多く共通して見られた意見が『交換条件・交渉』に関してでした。
出し合った意見に対しての考え方や、なぜそうなってしまうのか理由を考え、どうするのが良いのかより良い方向性を話し合いながらさらに意見を出し合っております。
その他、『身体的虐待』『身体拘束』『性的虐待』『放棄・放任(ネグレクト)』等のお話しを聞くこともできました。
現在に至るまで一般的にも業界内でも虐待の実例がたまに報道されています。
日頃から自分たちの言動がどういう結果につながるのか見通しながら支援にあたると共に、利用者やご家族が安心できるサービスを提供できるように邁進し、今後も療育支援に取り組んでまいります。
2023年06月02日
こんにちは。株式会社ミライムフォーラムの八巻です。
今回は、スタッフ研修についてご報告します。
令和4年度、厚生労働省より障害福祉サービス事業所への「虐待防止委員会」の設置が義務付けられました。ミライムでも早々に「虐待防止委員会」を立ち上げ、年3回ほど研修を開催しております。
先日、今年度1回目の虐待防止研修会を鎌田教室に於いて行いました。
ふくしま障害者虐待防止センター/ふくしま基幹相談支援センターから畠一眞様を講師にお招きして、障害者虐待防止について学びを深めました。
研修では、虐待の概要について座学と、グループワークを行いました.
グループワークでは、「日頃の業務内容を振り返ってみて、適切とは言い切れない支援を出し合って検証してみよう‼」というテーマに基づき、所属教室が違うスタッフ同士が3人1グループに分かれて話し合いました。
各グループとも、各自で選んだ事例について、どう思ったか、課題は、解決策は、と順を追って考えていきました。
私のグループでは、「支援者の大きい声」について考えました。
「大きい声はそれだけで怖い」「遊びが盛り上がってつい声が大きくなってしまうときがあるかも」「怪我や命に係わるときは仕方ないのでは」など、少人数なので意見も口にしやすく、また様々な意見が出されました。
「でも、子ども(支援を受ける側)が安心できなければ適切な支援と言えないよね」「支援を受ける、受けないに限らずみんなが安心して過ごしたいね」
「じゃあ、どうすれば大きな声を出さずに済むようになるかな?」
「自分で気が付けない時は、周りのスタッフに教えてもらうことができるよね」
「対象者の近くに行って声をかけれれば小さな声ですむね」
などなど、身近な具体例からたくさんの気づきを得ることができました。
いつもは明るく元気いっぱいのスタッフが、真剣な表情で、相手の話に耳を傾けたり、思いがけない意見に、うーんと悩みながら言葉を紡ぎ出す姿がありました。学ぶって楽しい。素敵な事ですね。
グループワークの後、「どこからが虐待かと問われれば、適切なケア以外は全て虐待です」「場合によっては抱っこでも、触法する場合があります」という畠先生のお言葉があり、ハッとさせられました。
普段何気なくしていることの中にも、もしかしたら相手を不安な気持ちにさせてしまったり、自由を必要以上に制限してしまっていることがあるのかもしれないということを、常日頃から自覚していることが大切なのだと思いました。
グループワークで取り扱った、それぞれのエピソードと、不適切だと思った点、その要因等、グループワークの中で気づいた(気づく事ができた)内容については、全資料を集約して、ミライム各教室に配布し、スタッフ全員で目を通し共有します。
また、畠さんから「適切とは言い切れない支援」の具体的な事例集を提示いただいたので、その資料も各教室、全スタッフに周知、共有することで、普段の自分の支援を顧みたり、子ども達にとってより良い支援とはどんなものかをスタッフ同士で改めて考え、知識とスキルをアップデートして、日々の療育に活かしていきたいと思います。